研究室の懇親会を年に数回実施していますが、毎回、写真を撮ることを忘れてしまっていました。
今回、ついに懇親会の写真の撮影ができました(下のリンク)。
ニュース一覧
障害学生支援と就労移行に関する情報交換会
東京大学「障害と高等教育に関するプラットフォーム事業」(PHED)のタウンミーティング(鹿児島)で超音波ラジオの展示を行い、民間企業や行政機関からご参加された方々に超音波ラジオをご体験いただきました。
https://phed.jp/townmeeting/1629/
超音波ラジオを使った情報提供サービスは、目が見えない・見えづらい方が働きやすい環境の整備につながる可能性があります。その可能性を現実のものにするには、まだまだいくつかの障壁がありますが、その障壁を一つ一つ越えていく十分な価値があると信じて、今後も精進していきたいと思います。
「中高生のためのワークショップ」のお知らせ
2024年10月20日(日)に開催される「理工系進路を目指す中高生のためのワークショップ」(場所:鹿児島大学)で、西村研究室の実験を見たり、研究室の先輩の話を聞いたりすることができます。
西村研究室が担当する実験や先輩の話は、「音を見てみよう」「聴こえない音を聴いてみよう」「研究室で開発中の新しい楽器を使ってみよう」の3つのテーマとなります。
ワークショップの詳細に関しては、こちらの開催情報をご覧ください。参加には事前申込が必要です。
https://gstem-cpp.or.jp/2024/07/19/kagoshima2024/
申込みは 2024年8月30日(金)まで にお願いします。応募者多数の場合には抽選となります。
公開授業のお知らせ【要申込】
事前の申し込みが必要で料金もかかりますが、鹿児島大学で西村の授業が一般向けに公開されます。科目は「物理学基礎」で、主に電磁気学の基礎を学ぶことができます。高校物理よりは少し難しい内容です。
鹿児島大学公開授業
https://www.life.kagoshima-u.ac.jp/lesson/
西村が担当する公開授業
https://www.life.kagoshima-u.ac.jp/lesson/lesson-list/lesson-detail/?jyugyo_id=5&title_id=3327
学生からの評価も高い授業ですので、電磁気学を基礎から(= 物理的なイメージから)学びたい方には興味を持っていただける内容の授業だと思います。公開授業の受講者には成績は出ませんが、授業冒頭で実施される小テストで習熟度をチェックすることができます。
申し込み:
https://www.life.kagoshima-u.ac.jp/lesson/application2024f/
※ 締切は、2024年8月5日(月)16時です。
受講希望者が多い場合には抽選となります。
受講料は受講内定通知を受け取ってからのお支払いですので、抽選に漏れた場合のお支払いはありません。
高校生の研究室訪問
2024年7月30日(火)、鹿児島県立甲南高等学校の1年生(計8名)がSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の一環で西村研究室に来て、研究室の学生が「音の見える化」などの説明を行いました。準備はそれなりに大変でしたが、音に関する研究に興味を持ってもらえたようなので良かったです。
※ 他にも実演機器がありましたが、参加者等のプライバシー保護のため一部のみが映った写真になっています。
今後もオープンキャンパスや中高生向けの各種イベントで実演や実験を行う予定ですので、中高生で「音」に興味がある方は、ぜひ、そういったイベントに参加してみて来てください。なお、事前に訪問時間帯を調整していただければ、研究室訪問や見学はいつでも受け付けています。お気軽にお問い合わせください。
かごしまTechミーティング (2024)
2024年9月20日(金)に開かれる「かごしまTechミーティング 2024 第2回」(https://www.city.kagoshima.lg.jp/san-sousyutu/techmeeting.html)で、社会実装を目指して西村が研究開発を進めている新技術を取り上げていただきます。かごしまTechミーティングとは、産学連携に興味のある事業者を対象とした少人数制のマッチングイベントで、各回店員10名程度となっています。
かごしまTechミーティング 2024のPDF資料(https://www.city.kagoshima.lg.jp/san-sousyutu/documents/2024techmeeting_zentai.pdf)では、イベントの詳細が分かりやすくまとめられています。
JST 新技術説明会のお知らせ
2024年7月16日(火)に実施される新技術説明会(https://shingi.jst.go.jp/list/list_2024/2024_kagoshima-u.html)で、2024年6月6日に出願した発明に関する新技術の紹介を行います。詳しくは、リンクを開いてご確認ください。
発明の名称は「送信装置、受信装置、通信システム、送信方法、および受信方法」ですが、この新技術を用いることで、聴こえる音を聴こえない音(超音波)にリアルタイム変換し、聴こえない音を聴こえる音にリアルタイム逆変換することができます。
“ 電波ではなく超音波を使ったスポット放送 ”
と言った方が、どんな新技術か想像しやすいかもしれません。放送内容は主に音声案内で、その受信にはスマートフォンまたは専用受信機を利用します。放送のスポットは数メートルの限られた範囲になるため、視覚に障害がある方などへの情報提供ツールとして活用できます。
西村研究室と鹿児島大学は、この新技術を用いたデバイスおよび社会インフラを国内外に普及させることで、視覚に障害があってもなくても、より安全で安心に暮らせる社会の実現を目指します。
JST SBIRフェーズ1支援 採択
2024年度のSBIRフェーズ1支援(JST)で、西村のプロジェクト「音声帯域リアルタイム変換技術と超音波を用いた局所音声案内システムの開発と社会親和性検証」が採択されました。
* SBIR = Small Business Innovation Research
https://www.jst.go.jp/start/sbir/project2024.html
視覚障害者の自立を支援する新しいデバイスの社会実装に向けて、さらに研究開発を進めていきます。